![](how/p_melo_8.jpg)
前回までの方法で左の絵までは塗ることが出来ます。
基本は、範囲の選択・塗りつぶし・陰付け・ハイライト付けです。
ココまで出来ると、それなりのCGが描けるようになります。
もし、色塗りに自信がなかったとしても、
レイヤをバシバシ作って、どんどん試してみましょう。
![](how/te_1.jpg)
では、次にねこぐろ〜ぶと尻尾の塗り方を説明しましょう。
まずは基本的には今までと同じ方法で塗ります。
要するに、自動選択ツールで選んだ後、新しいレイヤに、
基本となる色を塗ってやり、それにハイライトとシャドウを
加えていきます。もちろん"透明部分の保護"を忘れずに。
![](how/te_2.jpg)
塗れたら、今度は指先ツールを選択します。
コレは"サイズ"と"強さ"のみチェックして置いて下さい。
筆のサイズは細目の物を選んでおきます。
(自分でどれ位が良いか確かめてみましょう)
塗りの強さは90%位でOKです。
そうしたら、毛並みを感じさせるために、
テキトウに上下、斜めに擦ってみましょう。
すると、なんとなく毛並みっぽくなります。
この方法で尻尾や耳も塗ることが出来ます。
![](how/te_3.jpg)
今度は腕の部分のふわふわな所を描いてみましょう。
まず見やすくするために他の主線以外のレイヤは隠しておきます。
そして、背景の色も一時的に変えておくと良いでしょう。
つまり、一番下に適当な色のレイヤを貼ってしまえば良いんです。
僕の場合、右のようにしてみました。
![](how/te_4.jpg)
そして、新しいレイヤを一番上に作り、
そこにテキトウに白のエアブラシでフワフワになる予定の部分を
テキトウに塗ります。透明だと困るので、
白は少し濃いめに塗って置いて下さい。
因みに、このレイヤは最後まで一番上の方に置いておいて下さい。
![](how/te_5.jpg)
白く塗り終えたら、ふさふさ感を出してみましょう。
方法は簡単で、指先ツールを選んで、
適当な太さで白い部分を延ばしていくだけです。
太さを適度に変えたりしても面白いかも知れません。
僕の場合、右のようにしてみました。
![](how/te_6.jpg)
で、今度は陰を付けていきます。
このふさふさ感を無くさないために、
レイヤには"透明部分の保護"をチェックして置いて下さい。
そうしたら、少し暗めの色を選んでやって、
エアブラシで簡単に陰を付けていきます。
![](how/te_7.jpg)
今度は、この陰にもふさふさ感を出すために、
指先ツールでまた延ばしていきます。
毛先はいろいろな向きに向いていますから、
あまり規則的にならないように延ばしていきましょう。
不自然にならない程度にのばせるとベストです。
無論、描き終えた後に色を調整してみてもOKです。
![](how/te_8.jpg)
で、コレが他のレイヤとの合成ですが、
実は、ふさふさとねこぐろ〜ぶの間に若干透き間が残ってます。
ここに透き間があるのは不自然なので、
透き間を埋めましょう。
![](how/te_9.jpg)
背景(または背景になる予定のレイヤ)のすぐ上に
新しいレイヤを作り、適当な色をブラシで塗ります。
このとき、他のレイヤを見えないようにしておくと
作業が楽になります。
![](how/te_a.jpg)
コレが穴を塞いだ後の合成画面です。
あまり判別がつかないかも知れませんが、
後で背景を合成するときに不自然になるので、
塗っておきました。
画面の例では左手を使用しているので問題ないのですが、
実は右手の部分は洋服や、髪の毛に隠れる部分が有るので、
一度"透明部分の保護"のチェックを外して、
はみ出してはいけない部分を消して置いて下さい。
そうしておかないと、立体感がおかしくなってしまいます。 |